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お母さんは、お父さんをさがしに旅に出ました。 テキスト画像2
悲しんでいたマイラの妻は、「おかあさん、おかあさん」という声を聞きました。 だれだろうと思ってもだれもいません。 「おかあさん、おかあさん、ぼくたちだよ、お母さんのおなかの中にいるんだよ」 お母さんはびっくりしていまいました。 「お母さん、お父さんをさがしに行こうよ」 「そうよ、泣いてばかりいてもしかたないわ」 どうやら、おなかの中は双子(ふたご)のようです。 そこで、お母さんは、お父さんをさがしに旅に出ました。 「お母さん、そっちじゃないよ、あっちだよ」おなかの中の子どもは、 道案内をしてくれました。