昔サラヴァンという男が、海岸の島の上で魚取りをしていました。 お昼を食べようと、火を起こすしました。 「あちちちちっ」島がさけんで急に動き出しました。 「うわ!島が動いてるぞ!」 なんと、島ではなくて、クジラだったのです。 クジラはサラヴァンを乗せたまま、どんどん遠くまで泳いで行って、ある海岸につきました。