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ある夜、夫は家に帰るとちゅう、自分の家の近くできみょうな音を聞きました。
「モク、モク」という、ふしぎなさけびと、「プン」という何かが地面にあたる音です。
夫はおそろしくなって、家に入りました。そしてあわてて、妻のところへ行きました。
するとなんてことでしょう。
おどろいたことに、ねむっている妻の頭がなくなっているではありませんか。
夫はくるったように、妻の名をさけびました。
しかし、返事はありません。
ただ、「モク、モク」というさけび声が、小川の方から聞こえてきました。
どうやら、小川で水を飲んでいるようでした。
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