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校庭の端を一人で走る進平。柳の大きな木、その下に昔風の井戸 テキスト画像4
ですから、進平は何よりも運動会が 楽しみでした。 その年の運動会の前の日、進平は一人で校庭を走っていました。 「明日の運動会でも、また、 かけっこじゃあ一番になってやるんだ。てっちゃんもずいぶん早くなったけど、まだまだ、 ぼくの方が早いさ。でも、 ゆだんしないで練習しないとな」