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鍋をのぞき込む山姥、梁の上で口に手を当ててささやく魚売り テキスト画像9
しばらくして、山んばが目をさましました。 そして、からっぽのなべをのぞきこんでふしぎそうにいいました。 「おや、あま酒をにていたはずだが、いってきもないぞ。どうしたんだろ」 「火の神様じゃ、火の神様じゃ」 と、魚売りは、またささやきました。