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病気の母を想い、石を持ち上げようとする男の子 テキスト画像1
西スマトラのスンガヤン村に、ふしぎな石が ありました。 あるとき、小さな男の子がやってきました。 「神様、神様、ぼくのお母さんの病気を なおしてください。 おかあさんは、ずっとねたきりなのです」 男の子は、その石を持ちあげようとしました。 けれども、石はぴくりとも動きません。