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籠から魚を取りだして、むしゃむしゃ食べる山姥、腰を抜かしている魚売り テキスト画像2
そこで、恐ろしい顔をした山んばがあらわれました。 「やい、魚売り、はらがへってるからその魚をよこせ」 魚売りは、こわくてこしをぬかして、せおっていた魚のかごをさしだしました。 すると山んばは、むしゃむしゃむしゃむしゃと、手づかみで魚を食べはじめました。