それを聞いてこびとはいいました。 「べっぴんさん、泣くのはおよし。おいらが助けてあげるよ。 ほら、この手ぶくろをはめれば、うまくいくよ。 だがね、これだけは約束してほしいんだ。 明日の夜、おいらはここにもどってくる。 そのとき、おいらの名前をいえなかったら、 おいらのおよめさんになってくれるって」 娘は他にどうすることもできなかったから、 言うとおりにすると約束しました。 こびとは手ぶくろを娘にわたして、部屋を出ていきました。