その日から農夫はやすむ間もなく、 牛にしごとをさせました。 重たいすきで畑をたがやさせ、ぎっしゃを 引かせ、荷物をあちこちはこばせ、一日中 つらいしごとだけをえらんでさせました。 畑をたがやすのがたいへんで 「ああ、ご主人様、わたしは牛ではなくて、 人なんですよ。どうか助けてください」 とたのんでみましたが、むだでした。 「この牛が!はたらけ!」 とおしりをたたかれるだけでした。