魚売りは、家からにげだそうとしましたが、見ると山んばがもう帰ってくるではありませんか。 しかたなく、魚売りははりの上にかくれました。 「おおー、寒い、寒い。ぬまの水は冷たいわい。モチでも焼いてあったまろう」 帰ってきた山んばは、いろりの火をおこし、モチを焼きはじめました。